新築住宅の現場からです。
写真は材料を2階に搬入してもらっています。
この材料は構造用合板といいます。
建物の壁や床に貼り、強度を持たせることができる材料です。
すこし分かりにくいですが、この構造用合板、一般的なサイズより少し長いんです。
木材などの材料は基本的にある一定のサイズに加工されています。
構造用合板などは1820mm×910mmが基本的な商品サイズです。
写真の構造用合板は2730mm×910mmになっています。
910mm(91cm)長いんです。
このメリットは壁に貼る際、土台から梁まで1枚で貼れるんです。
継ぎ手を入れなくていい分、作業手間も削減できますし、「1枚もの」なので強度もあります。
このような材料を「長尺(ちょうじゃく)」なんて言います。
普段なかなか使わない「尺(しゃく)」ですが、建築の世界では一般的なスケールなんです。
これから長尺で耐力壁を作っていきます。
つづく。