今日はリフォーム工事の現場からです。
縁側にある濡れ縁(『ぬれえん』と読みます)が今年の大雪を受け壊れてので修理のご相談を頂きました
↓こちらがその濡れ縁です
濡れ縁はその名前の通り、雨に濡れる縁側で、庇が付いた下にある外部にある縁側になります。
最近、家づくりで重要な要素の1つでもある、中間領域(家の中と外をつなぐ場所)でもありますね。
↓材料寸法を確認します
↓木材のグレー化が進んでいます
材木屋さんに端材を持って、相談に行くと当時のラワンではないかとのこと。
合板ではよく使われますが、角材でのラワンは今は手に入れるのが難しいとのことで、別の方法をご提案させていただきました。
↓既存の濡れ縁を解体します
↓そして、束石を配置して、その隙間に砕石を敷き込みます
↓水糸を通して、高さを確認します
↓地震を受けていることもあり、建物の歪みなどを確認して、サッシの下で高さを整えます
↓束木、土台を組んでいきます
↓両脇で、寸法を確認しながら、土台を組んでいきます
束石の上には土台パッキンを敷いて、雨などの水が伝った時に縁が切れるようにします。
↓デッキ材を組んで、濡れ縁完成になります
デッキ材は、ケンパスです。
昨年も採用していましたよ。(近年は毎年しているかもしれません。。。)
↓もう1枚
こちらは無塗装の状態です。
今までとは雰囲気が異なりますが、感じの良い濡れ縁ができました。
つづく。
第一建築業