今日は、以前作成した、「破風板(はふいた)」の取り付けを行いました。
(2011年5月27日ブログ参照)
住宅では「破風板」を「板金」または「ステンレス(海の近くでは塩害があるので、錆びにくい)」で巻きます。
最近は見かけなくなりましたが、「ステンレス」の前は「銅板」を巻いていました。
その方が、「破風板」が長持ちするんです。
今回は昔ながらの蔵造りなので、板金では巻きません。
このような仕上げを「あらわし」と言います。
「あらわし」をする場合は、木目のきれいな節の無い材木を使います。
また、雨に打たれてしまいますから、使う釘は錆びに強い、「ステンレス釘」を使用します。
この後、塗装をして施工完了です。
(塗装することで木の表面に膜を作って、雨汚れを防ぎます)