現在、店舗の改修工事をしております。
今日はグリストラップを紹介します。
グリストラップとは阻集器(そしゅうき)とも呼びます。
簡単に説明しますと、油脂を固めて分離する設備になります。
飲食店では油をたくさん使用します。
その廃油をそのまま下水道に流してしまうと下水管の中で詰まってしまう恐れがあります。
それを防ぐために、下水管に接続する前に、キッチン、厨房設備から排泄されるときに水と油脂に分ける設備なんです。
柏崎市では、飲食店等が工事をして、お店の下水道管を市が管理している公共の下水道管に接続する場合は、グリストラップの設置が義務付けられています。
グリストラップがついていないと、公共の下水道管に接続できなくなります。
つまり、水が流せないことになるんです。
そんな重要なグリストラップは、一般住宅では使用しないので、なかなか普段お目にかかれません。
上の写真がグリストラップ本体です。
フタを開けてみると。。。
こんな感じです。
手前(四角いフィルターがついてる箱)で水と油を分解します。
油はそこに溜まって、水だけが下水道管に流れていく仕組みです。
油が溜まるので定期的に清掃しなければなりません。
掃除は個人ではなく、業者さんによって清掃しています。
あまり、一般住宅ではなかなか使いませんが、建物の用途が変われば色々な設備が登場します。
今日はそんな中からのグリストラップについての紹介でした。