前回の続きです。
トイレのリフォームは完了しましたが、続きまして、廊下のフローリング工事です。
↓大工さんにフローリングを剥がしてもらいます
↓フローリングを剥がしました
もともと、フローリングの1重張りでした。昔の床下で湿気がそのまま上がってくるので、床下地の根太、フローリングともに湿気でダメになっていました。
↓こちらは側面部分です
赤丸で囲った場所は当時の合板フローリングですが、断面が剥がれています。
合板フローリングは複層してあり、各層をボンドで圧着していますが、床下の湿気で剥がれてしまいました。
脇の断面で見ると、合板フローリングの肌別れがよくわかりますね。
今回は既存のフローリングの上から新しいフローリングを重ね張りで仕上げます。
剥がした部分は下地の根太が腐食していたので、撤去して新しいものに交換します。
↓剥がした部分の構造用合板下地を用意します
↓そして、既存のフローリングの上から鉄砲釘を増し打ちします
床下地の根太と合板フローリングを密着させますよ。
↓その上から新しい合板フローリングを張っていきます
↓ちなみに写真に矢印を追記しました
良く見ると、フローリングの張る方向が違います。
これには理由がありまして、床下地の根太の方向に直角に張っていきます。
↓赤線が下地の根太方向です
根太の方向と直角にフローリングを張るので、張る方向が異なるんですね。
最近の新築の場合は床下地に24mm構造用合板を張るので、張る方向を気にしなくてもいいですが、根太下地の場合は根太にフローリングをしっかり留めるので、根太の向きが重要になります。
↓完成です
こちらもトイレと同様にダイケンのエクオスミラーです。
つづく。
第一建築業