今日はリフォーム工事の現場からです。
今回はトイレと廊下のリフォームです。
お施主様からご連絡を頂き、床が落ちそうなので見てほしいとのことで伺ってきました
↓こちらです
トイレのタンクで夏型結露が発生しており、タンクに付いた結露が、塗り壁にシミつてしまっていました。
そして、床も沈んでおり、危険な状態でした。
↓こちらの廊下も床が沈むのでリフォームすることになりました
今回はトイレは1つのみのお宅なので、トイレ工事は1日で完了させる必要がありました。
工事内容をコンパクトにまとめて進めました。
今回は作業工程を少なくするために、大工さん、設備屋さん、電気屋さんが仕上げます。
↓便器を取り外します
後ろの塗り壁は奥の方まで湿っていたので、取れる部分だけ撤去します
↓床を撤去して、新しい床下地を組みます
↓塗り壁の部分は無垢の杉板仕上げにしました
こちらは電気屋さんにコンセントの位置を移動し貰っています。
↓トイレ工事完了です
トイレは同じものを再利用しました。
床は根太を交換して、床下地に構造用合板の12mm、仕上げにダイケンWPCエクオスミラー12mmで仕上げました。
トイレなどの水回りはビニール製のクッションフロアを提案することが多いですが、クロス屋さんにお願いすると、1日での工事が厳しかったので
大工工事で仕上げました。
ダイケンのWPCはWood Plastics Combinationの頭文字を取ったものです。
ダイケンのWPCは表面にスーパーファインコート仕上げもあり、水にも強いので、水回りでも選ばれます。
↓トイレ背面の壁は奈良県産の無垢の杉板です
仲の良い材木屋さんが大量にストックしてくれているので、大いに使わせてもらっています。
↓トイレタンクは杉板とは直接接触させません
夏場のトイレタンクの逆転結露の発生も考慮して、離してあります。
廊下のリフォームは次回に続きます。
つづく。
第一建築業