今日は教会の現場からです。
土台が敷き終わり、いよいよ建て方に入ります。
大雪で日程を1週間遅らせての建て方です。
↓柱を建てて梁(はり)と桁(けた)を掛けていきます。
今回は5人の大工さんで対応です。
↓レッカーの荷揚げ担当の村田さんです。
建て方の時は現場ではいろいろな持ち場があります。
すでに材料はプレカットで工場ですべて加工が済んでいます。材料には継ぎ手があるので、材料を『掛ける順番』があるんです。
それを間違えると組みあがりません。
荷揚げ担当の大工さんは図面を元に掛ける順番を確認しながら材料を組んでいきます。
↓こちらは実際に材料を組んでいく、大工さんです。
荷揚げされた材料を番付(『ばんづけ』と言います)通りに組んでいきます。
一番の力作業になります。
↓柱の『ほぞ(凹凸部分です)』にちゃんと合うように確認しながら組んでいきますよ。
↓材料を組んでいく大工さんは、状況に応じて、仮筋交いを取り付けます。
建物が揺れないように、柱と梁を留めていきます。
↓そして、こちらは金物接続の大工さんです。
材料通しを緊結するためにボルトで締めます。
実は金物で緊結前の骨組みはとても揺れます、この作業は揺れる骨組みでのボルト締めなので、とても注意が必要な作業です。
↓大工さんはコードレスのインパクトドライバーと金物を持って、骨組みの上を移動します。
↓骨組みが組まれてきました。
今回は平屋の教会ですが、ミサなどを行う礼拝堂は柱を高くしていますよ。
↓礼拝堂の梁背(『はりせい』と読みます、材料の高さです)は450mmと大きな材料が入ります。
↓正面から見ると、迫力満点です。
↓そんな感じで骨組みが組まれていきました。
つづく。
第一建築業