今日は修理の現場からです。
1月20日(水)は大寒でしたね。1年で寒さが最も厳しくなる頃を指します。
柏崎でも氷点下5度以下になっていましたよ。
夜も晴れていたので、放射冷却の影響もあり、配管凍結の連絡が複数ありました。
日中、気温が上がれば、溶けて普通に使えるようになるのですが、昨夜になってもお湯が出ないお宅があり、行ってまいりました。
↓石油給湯器エコフィールです。
高効率の石油給湯器です。エコジョーズが高効率のガス給湯シリーズですが、高効率の石油給湯器はエコフィールと呼ばれます。
↓ドライヤーを借りて、給湯器に接続される配管の根元を温めます。
外部給湯設備は配管周りは保温カバーで巻いてありますが、本体との接続部は隙間があるので、そこから凍結します。
なので、根元を温めます。。。しかし、30分してもお湯は出ませんでした。。。
お施主様に状況を説明して、翌日に持ち越すことにしました。
↓本日、設備屋さんに対応してもらいます。
今回は保温カバーを取り外して、管の中から温めます。
↓こちらは給水弁の部分です。
スチーマーで温めます。
↓こちらは本体との接続部分です。
こちらもスチーマーで温めます。
すると。。。
↓溶けた!
無事に凍結を溶かすことができました。
↓そして、新しい保温カバーでしっかり巻きなおしてもらいます。
↓本体との接続部分も保温済です。
今回は管内部まで凍っていましたが、初期対応として、給湯器と配管の接続部をお湯を掛けたり、ドライヤーで温めると、溶けて使えることもあります。
非常時の対応として覚えておくと便利ですよ。
つづく。
第一建築業