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第2561回:『八石山を眺める平屋』地中埋設物が。。。

今日は新築の現場からです。

 

第2554回:八石山を眺める平屋

 

地鎮祭開始前に既存のコンクリート土間を撤去します。

 

↓重機が搬入されました。

 

↓コンクリートを剥がす前に剥がす部分を墨出し(すみだし)します

 

↓コンクリートカッターでコンクリートに切れ目を入れいます。

コンクリートは一体物なので、カッターで継ぎ目を入れて、きれいに剥がしとりますよ。

 

それでは現場を解体職人さんたちに任せていきます。

 

すると。。。

 

お昼前に電話が来ました。

 

もう、終わったのかな。。。と思ったら、コンクリートが剥がせないとのこと!

 

早速現場に向かいます。

 

↓現場を見ると。。。

あれ。。。コンクリートいうよりは。。。基礎が出てきました。。。

※基礎もコンクリートでできています

 

↓解体屋さんに電動ドリルで削ってもらったのですが、まったく歯が立たず。。。

中からは鉄筋まで出てきました。

 

↓厚みが50cm以上の鉄筋コンクリートの基礎が出てきました。。。

至急、お施主様に連絡して、状況報告です。

 

お施主様が購入された土地ですが、この土地は『コンクリート』が敷いてあり、これはお施主様で撤去してくださいと約束して購入されたとのことですが。。。

 

コンクリートというと、一般的には車などが載っても大丈夫な『土間コンクリート』と建物の『基礎コンクリート』が考えられますが、まさか『基礎コンクリート』だったとは。。。

 

以前、ここには建物が建っていたので、上物は撤去した状態で販売されたようです。

売主も詳細がわからなかったとのこと。。。

 

↓とりあず、解体屋さんに土部分を剥がしてもらって、基礎コンクリートの全貌を確認します。

建物の基礎のフーチングが2m間隔に入っていました。

コンクリートの厚みは厚い部分は70cm、薄い部分でも40cmありました。

 

この大きさのコンクリートだとこの重機では歯が立ちません。

ブレーカーと言う、先端にドリルが付いている重機を借りてこなければいけません。

 

売買契約の際にこのような地下埋設物があった場合は、売主さんと交渉できます。

 

とりあえず、状況を整理してお施主様に報告しました。

 

ナカムラもこのようなケースは初めてです。。。

 

つづく。

 

第一建築業

 

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