今日は社長の家の設計のコンセプト(基本的な考え方)についてです。
どんな家にするかは大事な部分ですよね。
・キッチンを広く、パントリーをつけたい
・子どもが家に着いたら手をすぐ洗いに行けるように玄関の脇に洗面室を設ける
・2階にリビングを作りたい
・吹き抜けのある家にしたい
などなど。。。
家づくりの具体的な「間取り」について考えますよね。
弊社も今まではそうでした。
お施主様の間取りを中心に建築基準法に則って、設計を進めていました。
この「間取り」はとても難しいです。
例えば、「大空間の一体型LDKにしたい」となった時に、
構造的に弱くなるから、「柱」を補強したほうがよい。と考える設計者もいれば、
空間の広さが損なわれるから「柱」は入れないほうがよい。と考える設計者もいます。
「窓回りの空間を有効にしたい」となった時に
出窓をつけて、カウンター使いができる方が便利です。という考える設計者もいれば、
外の熱の影響を受けるから付けないほうが良い。と考える設計者もいます。
どちらも考え方によって正解だと思います。
今回はその考え方の基準を設けるために、設計コンセプトを定めて、
その中で希望の間取りにできるようにしてみたいと思います。
すこし難しそうな文章になってきましたが、
家づくりのコンセプトからズレた間取り案はやめよう!という事です。
その設計のコンセプトですが、決まっています!
設計のコンセプトは「安心して、夏涼しく、冬暖かく暮らせる家」です。
よくある普通の事ですよね。。。しかし、とても難しいテーマです。
何をもって「安心」のか?
何をもって「夏が涼しく、冬が暖かい」のか?
このあいまいな部分を「数値化」していきたいと思います。
つづく。
第一建築業