和室の畳&下地交換工事が行われました😊
↓ビフォーです
畳が傷んでいますね。
よく見ると畳が波を打っているのが分かりますでしょうか?
下地も痛んでいるようです。
↓畳を撤去します
下地のベニヤですね。
↓ベニヤも撤去します
根太(横に掛けた細い木)と大引き(根太に垂直な太い木)の状態は、まだ良いですが…
↓剥いだベニヤです
接着剤が取れて、5枚に裂けてしまっています。
畳が波打っていたのは、このベニヤが原因ですね。
お施主様のお宅は、床下に土間コンクリートが敷いていない為、土からの湿気がそのまま上がってきています。
その湿気でベニヤの接着剤が剥げ、床がブワブワしてしまったようです。
※30年以上前の床下は防湿土間コンクリートを敷いていないケースが多いです
まずは、
↓根太の間に断熱材を敷き込みます
こちらの製品は、JPSさんの”ミラフォームλ(ラムダ)”です。
↓断熱材と根太の隙間には気密テープを貼りますよ
床下からの冷気をシャットアウトです!
↓その上に、杉板を張ります
今回はベニヤの代わりに、杉板を使用しました。
以前お施主様とお話をした際に、『やっぱり木はいいね』とおっしゃっていたので、
ベニヤではなく杉板を提案しました。
杉板は無垢材なので、ボンドを使用していません。ですので経年劣化でべニア板の内部での剥がれは起きません。
調湿作用もありますし、木の香りがしますしね😊
↓杉板と敷居の隙間にも、気密テープです
このテープも床下からの冷気を防いでもらいますよ。
↓その上に、畳を乗せます
鮮やかな緑色ですね。こちらは和紙畳です。
中国産イ草・国産イ草・和紙畳の説明をそれぞれさせて頂き、
色ムラも無く、耐久性のある和紙畳を選択されました。
↓完成です
畳が新しくなると、寝転がりたくなりますね♬
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本日修正したリフォーム施工例は、
『サンルーム』です♬
つづく。
第一建築業