『西山の性能向上リノベ』の現場です。
↓先回はこちらをご覧ください
第3542回:『西山の性能向上リノベ』解体スタート
↓1階・2階の床も解体しました
耐震改修工事をして補助金を利用するので、新たに追加した筋交いや金物の写真を撮影します。
↓こちらは柱の下部に引き抜き金物を取り付けました
2000年に建築基準法に追加された告示事項の柱の柱頭と柱脚に追加する金物になります。
壁の強さを計算して、地震等によって柱が引き抜かれないように金物で補強しました。
↓こちらは柱の上部の柱頭に引き抜き金物を取り付けたところです
柱は土台(柱脚)と梁や桁などの横架材(柱頭)から抜けないようにするための金具です。
柱の上下両方についていないといけません。
↓壁には新しい耐力壁として、構造用合板を張りました
建物の外周部は構造用合板で補強します。
釘のピッチ(間隔)も重要になります。
構造用合板はこの後の工程でも役に立ちますよ。
↓新規の筋交いを取り付けました
筋交いには筋交い専用の金物も追加していますよ。
↓基礎部分です
基本的に柱の下には基礎がないといけません。
今までは束石に乗っていただけなので、コンクリートで新しい基礎を作りなおしました。
これで柱の荷重を地面に伝えることができます。
そして、耐力壁の補強が終わった段階で
↓市役所建築住宅課による中間検査です
今回、初めて知ったのですが、現在の耐震改修では市役所の検査が必要になっています。
※2011年の時はありませんでした
補強のし方について説明して、図面との確認を一緒に行います。
つづく。
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