『剣野町の家』の現場です。
↓先回はこちらをご覧ください
第3419回:『剣野町の家』仕上げ材を見に材木屋さんへ行ってきました
『剣野町の家』では”床断熱”を採用しました。
”床断熱”とは、床上を断熱ラインとします。”基礎断熱”は2種類あり、基礎の内側に断熱材を施工する”基礎内断熱”と、基礎の外側をすっぽり断熱する”基礎外断熱”があります。
今回”床断熱”を採用しました。
という事で、室内の床断熱工事です。
↓大引きの間に断熱材を敷きます
押出法ポリスチレンフォームのミラフォームλ(ラムダ)90㎜です。
↓こちらは床下部分です
床断熱の最大のメリットは床下空間が確保しやすいです。
基礎断熱の場合は室内側にスカートといって、土間上に断熱材を敷き込みます。
なので、点検の際に外周部が狭くなるんですね。
それに比べると、床断熱は床下空間が広く取れるので、動きやすく点検できますね。
※基礎断熱がダメという訳ではないですよ、設計方針によって使い分けています
↓赤丸の金具は、断熱材の受け金具です
↓上から24㎜の構造用合板を敷きます
↓もう1枚
↓浴室まわりです
浴室はユニットバスが入るので、断熱境界として立ち上がりにも断熱材を張りますよ。
床との取り合いは気密テープでしっかり処理します。
床断熱の場合は床部分が気密ラインになるので、テープ処理で念入りに施工します。
↓床合板も継ぎ目は気密テープで処理します
↓『剣野町の家』のコンセプトはこちら
『剣野町の家』新築工事始まりました
つづく。
第一建築業